すべての着色料(染料/顔料)の中で、アゾ基(-N=N-)を持つアゾ系染料は、約7割といわれています。これらが還元分解されることにより、芳香族アミンが生成されます。その芳香族アミンの中で、発ガン性が認められている物質が24種類あり、それらを特定芳香族アミンと呼んでいます。
※日本では、発ガン性芳香族アミン分析、アゾ分析、アリールアミン分析と呼ばれることもあります。
※日本では、発ガン性芳香族アミン分析、アゾ分析、アリールアミン分析と呼ばれることもあります。
| No. | CAS.No. | 成分名 |
|---|---|---|
| 1 | 92-67-1 | 4-アミノジフェニル |
| 2 | 92-87-5 | ベンジジン |
| 3 | 95-69-2 | 4-クロロ-o-トルイジン |
| 4 | 91-59-8 | 2-ナフチルアミン |
| 5 | 97-56-3 | o-アミノアゾトルエン |
| 6 | 99-55-8 | 2-アミノ-4-ニトロトルエン |
| 7 | 106-47-8 | p-クロロアニリン |
| 8 | 615-05-4 | 2,4-ジアミノアニソール |
| 9 | 101-77-9 | 4,4'-ジアミノビフェニルメタン |
| 10 | 91-94-1 | 3,3'-ジクロロベンジジン |
| 11 | 119-90-4 | 3,3'-ジメトキシベンジジン |
| 12 | 119-93-7 | 3,3'-ジメチルベンジジン |
| No. | CAS.No. | 成分名 |
|---|---|---|
| 13 | 838-88-0 | 3,3'-ジメチル-4,4'-ジアミノジフェニルメタン |
| 14 | 120-71-8 | p-クレシジン |
| 15 | 101-14-4 | 4,4'-メチレン-ビス-(2-クロロアニリン) |
| 16 | 101-80-4 | 4,4'-オキシジアニリン |
| 17 | 139-65-1 | 4,4'-チオジアニリン |
| 18 | 95-53-4 | o-トルイジン |
| 19 | 95-80-7 | 2,4-トルイレンジアミン |
| 20 | 137-17-7 | 2,4,5-トリメチルアニリン |
| 21 | 90-04-0 | o-アニシジン |
| 22 | 95-68-1 | 2,4-キシリジン |
| 23 | 87-62-7 | 2,6-キシリジン |
| 24 | 60-09-3 | 4-アミノアゾベンゼン |
No.1~4は、人に対する発ガン性が確認されている物質です。
No.5~24は、動物実験で発ガン性が確認されている物質です。
1992年にエコテックス規格100にて、還元分解により生成される特定芳香族アミンを禁止して以降、1994年にドイツの法規制、その後にはEU法規制、近年には中国、韓国でも法規制されました。現在日本でも、最重点項目として注目されています。




